梅雨早く明けて

毎年この時期は一年で最も体調もメンタルも優れない。
なので、ある程度覚悟しつつ、重い腰を上げ、もう二度と行くとは思わなかった場所に行ってきた。

そこで会ってきたもう終わった関係の人は、別離するまでとは打って変って爽やかに迎え入れてくれて「ああ、もうわだかまりすらこの人との間には無いんだな」と、関係性の終わりを実感した。寂しくはなかったけど、どんな関係性の人ともこうなってしまうのかなと言う思いが、なんとなく心にどんより広がった。

 

でも。後ろ向きな事で一日のイベントを終えるのが悔しかったので、長らくやるやる詐欺をしていたダイエットを再開しようと、数駅分歩いて帰った。
昔から歩いていると不思議と心も落ち着くし、良いアイディア浮かぶので、時間さえあれば毎日数時間歩いていたいのだけれど、そうもいかない。
それでも過去には、ストイックにウォーキングと筋トレを毎日欠かさず、今くらいの体重から50㎏前半まで痩せ、服のサイズもXSとか着てたのを思い出した。

ダイエットの為にも、アイディア出しの為にも、精神安定の為にも、時間を作って毎日ちゃんと歩こうかな。

 

 

……と、思ったら最近ずっと雨だYO!!

 

画像はこれくらいのクオリティで漫画描きたいなー無理だよなーな絵

f:id:konoe-ink:20180622061925p:plain

動けば変わる

下手でも雑でもとりあえず描いて練習。
という事で、締め切りを決め、短編漫画を描いている。
描くネタをいちから考えるよりもベースがあった方がいいなと、以前途中で書くのを諦めてしまったネームを改めて読んでみた。

その中には「ネタはそんなに悪くないのになんであきらめたんだろう…?」と思うものがいくつかあった。

恐らくそれは、最初から上手い漫画を描こうとしてたり、これは何かに似ているとか、
これは作画カロリー高いなとか、やらない言い訳を沢山並べ立て、それに自分が負けた結果なんだろう。

 

「下手でもいいからまず仕上げる」「仕上げた後に細部を直せば良い」は、イラストでも普段から意識している事なのに(実践出来ているかはともかく)
上手くなる道筋を逸れて随分遠回りしたな…と思う。

でも(今は)上手くなくていい、雑でいい、背景なんてなくていい、キャラは白ハゲでいい。
その考えで描くのが楽しい。見せたいシーン、やりたい事、掘り下げたいキャラが自分にもあったのが嬉しい。

という訳で比較的時間に余裕がある今月中に超雑漫画を描き終えたい。

画像はこれ位でガシガシ描いた方がいいのかなネーム

f:id:konoe-ink:20180621113416j:plain

このブログは

Twitterマストドンとは違った使い方がしたいと思い始めた。
それは今までやってこなかった自分の創作に対する思い、悩み、技術的な備忘録などを、改めて言語化する行為、その訓練が自分のこれからを考える面でプラスに作用するだろうという確信があったからだ(あと漫画描きつつブログ書いてる人の影響)

なので出来る限りその日食べた美味しいもの、ソシャゲのスクショ等、SNSと変わらない使い方はしない様にしたい。

 


さて、今日は創作のインプットの為に上野の科学博物館に行ってきた。
精巧な人体模型や、時に実物、ダヴィンチを初めとする人体を追求してきた先人達の貴重な遺物の展示。
平日の夜だしと高を括っていたけれど、予想に反してとてつもない混雑で、まともに鑑賞することさえ困難だった。

目当ての展示だけさっと済ませ、早々に帰宅。

おかげでいくつかネタが出来た(というか裏付けが取れた)のはまあ良かったかな。

f:id:konoe-ink:20180616041948j:plain

 

 

オチがないので今日の晩御飯。
鴨出汁のラーメンでとても美味しかった!

セットにするとラーメン屋さんでは珍しく親子丼が付いてくる!

f:id:konoe-ink:20180616023434j:plain

バランタイン

今日は脱稿祝いに、以前ある方からお勧めして頂いたお酒を買って来た。

自分は普段めったにお酒を呑まなくて、たまに呑む時はイベントの打ち上げ等の時にとりあえず感覚でのビール位。
ひとりで良い事があった時にブランデーを呑む程度なので、お酒の知識が殆ど無い。

 

日本酒もワインもウイスキーもあまり美味しいものに出会った事もなかったのだけれど、先日お話した方がお酒好きだったので、思い切ってお勧めを聞いてみた。
自分の好みから、あなたならこれが飲み易いですよと薦められたウイスキーが比較的リーズナブルなお値段の割りにとても口当たりが良く、また自分が呑み慣れているブランデーの様な飲み口でとても美味しかった。

 

以前は苦手意識のあるもの、それまであまり興味が無かったものは、自分には縁が無いものと決め付け遠ざけていたけれど、最近になってようやく他者が長い時間をかけて好きになっていったもの、思い入れを育んできたものを先入観を捨てて楽しんでみようと思えるようになってきた。
それは多分自分ひとりの能力ではどうにもならない壁に苦しむ様になった事、またそれに対しての粘り強さが以前より増した事が原因なのかもと思った午前5時。

 

画像は最近カップ麺ばかりだったので何か作らねばと思った結果

f:id:konoe-ink:20180614055631j:plain

企画の立て方

今うーんうーんと悩んでいる長編漫画。

それは完全に設定先行で考え始めたので、度々、どこに没入感を設定するつもりなのか、どこ向けの作品なのか、一体これで何が描きたいのか、と言う問題に直面する。

 

そこで、応募した事を半ば忘れていた「アニメ化プロジェクト企画の公募」を思い出し、その公募がどういったものなのか、また、企画をよりよくする為にはどうしたらいいかといった疑問に応える「説明&持ち込み会」に行った時に聞いた話を、自分なりにもう一度整理してみようと思う。

 

まず、説明会前半では、質疑応答を交えた公募の目的や理念が語られ、次に具体的な「企業の求める企画」その設定段階に於ける重要事項を教えて頂いた。
以下がそれ。


1:世界観
2:世界のルール
3:あらすじ
4:主人公の小目標と大目標
5;敵の目標
6:没入感
7:セールスポイント


1はそのまま。

2はいわゆる設定部分で、例えば「魔法を使うには特別な教育と免許が必要で違反すると重罪になる」など。

3もそのまま。

4は主人公の動機の核となる部分、達成したらエンディングなクリア目標が大目標。
小目標は取り合えずな目の前の問題。「追っ手から逃げる、行く手を阻む怪物退治、路銀の確保」など。

5もそのままで、主人公が「阻止しなければならない」事。

6は読者の感情移入対象。部活動あるあるネタや、そこで頑張った感動などの共感部分。

7もそのまま。キャッチーな絵柄、先の読めないクリフハンガー的な引きの強さ等の魅力要素の他、その作品が「どこ向け」なのかと言うマーケティング対象と、「その層にどう響くのか」と言う売りの部分。


これらがしっかり設定されていると「良い企画」になるらしい。

完全な備忘録なので、各項目がなぜ重要なのか、といった細かい説明を忘れてしまったのでとりあえずここまで。

 

画像は応募した企画書の一部。

f:id:konoe-ink:20180612062135j:plain