企画の立て方

今うーんうーんと悩んでいる長編漫画。

それは完全に設定先行で考え始めたので、度々、どこに没入感を設定するつもりなのか、どこ向けの作品なのか、一体これで何が描きたいのか、と言う問題に直面する。

 

そこで、応募した事を半ば忘れていた「アニメ化プロジェクト企画の公募」を思い出し、その公募がどういったものなのか、また、企画をよりよくする為にはどうしたらいいかといった疑問に応える「説明&持ち込み会」に行った時に聞いた話を、自分なりにもう一度整理してみようと思う。

 

まず、説明会前半では、質疑応答を交えた公募の目的や理念が語られ、次に具体的な「企業の求める企画」その設定段階に於ける重要事項を教えて頂いた。
以下がそれ。


1:世界観
2:世界のルール
3:あらすじ
4:主人公の小目標と大目標
5;敵の目標
6:没入感
7:セールスポイント


1はそのまま。

2はいわゆる設定部分で、例えば「魔法を使うには特別な教育と免許が必要で違反すると重罪になる」など。

3もそのまま。

4は主人公の動機の核となる部分、達成したらエンディングなクリア目標が大目標。
小目標は取り合えずな目の前の問題。「追っ手から逃げる、行く手を阻む怪物退治、路銀の確保」など。

5もそのままで、主人公が「阻止しなければならない」事。

6は読者の感情移入対象。部活動あるあるネタや、そこで頑張った感動などの共感部分。

7もそのまま。キャッチーな絵柄、先の読めないクリフハンガー的な引きの強さ等の魅力要素の他、その作品が「どこ向け」なのかと言うマーケティング対象と、「その層にどう響くのか」と言う売りの部分。


これらがしっかり設定されていると「良い企画」になるらしい。

完全な備忘録なので、各項目がなぜ重要なのか、といった細かい説明を忘れてしまったのでとりあえずここまで。

 

画像は応募した企画書の一部。

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